ネガティブケイパビリティ
更新日:2026.10.14 Author: 小山田 那由他
詩人ジョン・キーツが、劇作家シェイクスピアのような文学者の資質を説明するために用いた言葉。容易には説明できない経験を、既存の理解に急いで収めずに受けとめるあり方を指す。
デザインの文脈では、問題の捉え方自体が定まらず、唯一の正解もない「厄介な問題」に向き合う姿勢につながる。曖昧さをすぐに解消しようとせず、自ら問いを持ち、状況に関わり続けることが求められる。わからなさを抱えながら考え、試み、問い直す粘り強さは、特定のデザインフェーズに限らず、デザイン活動全体を支える。
出典
- Keats, J.(1817)Letter to George and Tom Keats, December 1817.
- Buchanan, R.(1992)Wicked Problems in Design Thinking. Design Issues, 8(2), 5–21.
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