ポリフォニー (多声性)
更新日:2026.10.14 Author: 小山田 那由他
文芸批評家・思想家ミハイル・バフチンが、小説家ドストエフスキーの作品を論じるなかで展開した概念。登場人物を作者の見解の代弁者にせず、それぞれが固有の立場から語り、他の声と関わることに特徴がある。
デザインの文脈では、多様な人々の声をひとつの結論へ急いでまとめず、その違いや対立も活動のなかに位置づける視点となる。誰の言葉が残り、誰の価値観が判断に反映されているかを問いながら、異なる声が応答し合う関係を育てる。ここでは文学論の概念を、協働や意思決定を考えるために応用している。
出典
- Bakhtin, M.(1984)Problems of Dostoevsky’s Poetics. Caryl Emerson編・訳、University of Minnesota Press.
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