ディスカーシブデザイン
更新日:2026.10.5 Author: 長谷川 敦士
人工物を「考えるための道具(things to think with)」として用い、社会的・倫理的・文化的な論点について人々の内省や議論(ディスコース)を喚起することを主目的とするデザイン。クリティカルデザイン、スペキュラティブデザインなどを包括する上位概念として整理される。
ブルース・M・サープとステファニー・M・サープが2018年の著書で体系化。商業デザイン、応答的デザイン(社会課題への対応)、実験的デザインと並ぶデザインの4領域の一つとして位置づけ、実務・研究・教育の場面での活用方法を示した。
武蔵美長谷川研究室では現在、Multi-Level Perspective理論における、ニッチ階層のデザイン介入(design intervention)を、レジーム階層でのディスコース作りに接続することで、介入やデザイン活動自体をサステナブルにするモデル作りを行っている。
関連語:スペキュラティブデザイン、クリティカルデザイン
出典
- Tharp, B. M., & Tharp, S. M. (2018). Discursive Design: Critical, Speculative, and Alternative Things. MIT Press.
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