トランジション・デザイン

更新日:2026.10.5 | Author: 長谷川 敦士

持続可能な未来への社会システム全体の移行(トランジション)を、長期的なビジョンのもとで導くためのデザインの実践・研究領域。単発の解決策ではなく、個々の介入を長い移行過程の一歩として位置づける。

カーネギーメロン大学(CMU)デザイン学部のテリー・アーウィンらが2015年に提唱。フレームワークは相互に影響し合う4つの領域──(1)ビジョン、(2)変化の理論(Theories of Change)、(3)マインドセットと姿勢(Mindset & Posture)、(4)新しいデザインの方法(New Ways of Designing)──で構成され、なかでもビジョンが移行の方向を定める起点として重視される。

武蔵野美術大学とコンセントでは、これを具体的なプロジェクトとして推進するためのプログラム「コンセント・トランジションデザインプログラム(CTD)」を開発し、コ・スペキュレーションと組み合わせて実践している。

関連語:ビジョン、厄介な問題、コ・スペキュレーション、多元世界に向けたデザイン(存在論的デザイン)

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